病気予防や口内トラブル解消へ、プロポリスでうがい!

インフルエンザや風邪が流行る冬に限らず、帰宅したらまずうがい!手洗い!という方も多いと思います。水だけのうがいでもインフルエンザなどの予防効果はありますが、うがい薬を使用すると、より効果が高まります。このうがい薬におすすめなのが、プロポリスです。
プロポリスには、殺菌作用と抗ウイルス作用があり、インフルエンザや風邪の予防だけではなく、口内炎や口臭の予防にも効果がります。

そもそもプロポリスってなに?

プロポリスとは、ミツバチが外敵から守り巣の中を清潔に保つために、ミツバチが樹木の芽や樹脂、樹液と、ミツバチの分泌液からつくるものです。ミツバチは本能的に、植物の持つ抗菌作用を利用しているのです。
このプロポリスのおかげで、巣の内部は高温多湿にもかかわらず、無菌に近い状態に保たれています。
巣の入り口に塗り付け、ミツバチが一匹通れる分しかすき間をつくらないことで、帰ってくるミツバチの体をしっかり殺菌し、しかも外敵の侵入を防ぐのです。

古くから人間は、このプロポリスを切り傷に塗布したり、皮膚疾患の感染症治療薬として用いられたりしていた歴史があります。プロポリスの語源は、ラテン語で「前、正面」や「守る」を意味するProと、ギリシャ語で「都市」を意味するPolisに由来します。プロポリスはまさに素である都市を守る城壁というわけです。

プロポリスの有用成分がうがい役に立つ

それでは、プロポリスに含まれる有用成分に注目してみましょう。プロポリスには、体の酸化を防ぐ働きがあるフラボノイドをはじめ、アミノ酸、ミネラルなどの天然成分が含まれています。病気の原因のひとつとされている活性酸素の発生をおさえ、免疫機能を向上させる働きがあります。もともとフラボノイドはさまざま植物に含まれているもので、紫外線やウイルスなどの外敵から身を守っています。ミツバチはそんな樹木の持つ効用を利用しているというわけです。
こうした有用成分を活かしたのが、プロポリス配合のうがい薬。インフルエンザや風邪の予防、口内炎などに効果を発揮します。

でも、プロポリスの味にはご注意を

プロポリスをうがい薬として利用するときは、コップ一杯に数滴でかまいません。実際にプロポリスの塊から抽出したプロポリス液は強烈な酸味の刺激があります。その味で殺菌作用を実感することはできますが、おすすめはできません。薄めても殺菌作用は十分にあります。また、プロポリス配合ののど飴も市販されています。

まとめ

健康食品として人気のプロポリスは、その有用成分をうがい薬として利用すれば、病気予防だけではなく、口内炎や口臭などの口内トラブルにもうれしい効果があります。ミツバチの知恵でますますの健康増進を心がけましょう!